WORKS 事例紹介株式会社グランベルホテル

定山渓ビューホテル 歌舞伎舞踊特別公演

期間:2024年5月24日~26日

媒体:イベント、テレビ、ラジオ、新聞、OOH、クリエイティブ

実施エリア:北海道札幌市

BACKGROUND

広告主様が運営するホテル事業は好調ではありましたが、ホテル業界共通の課題としての閑散期対策の必要性は感じており、

  • 需要期以外での集客底上げ
  • ホテル従業員のモチベーション向上

を目的とした施策のご相談をいただきました。

IDEA

オリコムは、課題解決のためには新たな観光需要の創出が必要であると考えました。そこで、定山渓では初めての試みとなる歌舞伎舞踊公演に着目。歌舞伎舞踊の持つ文化的価値は、定山渓ビューホテル様のブランディングにも寄与すると考えました。
これまでの実績を活かし「歌舞伎舞踊を札幌市定山渓に持っていく」というテーマのもと、歌舞伎俳優・片岡愛之助丈を主役とした歌舞伎舞踊特別公演をオリコムグループにて立案しました。

運営業務としては、主なものは

  • 歌舞伎舞踊公演のためには作られていないホテル会場での一からの舞台設置計画
  • お客様の導線計画
  • チケット販売方法や動員数の確保施策

となりました。

「お客様に、歌舞伎舞踊公演と併せて温泉や食事など”旅の魅力”を感じていただく」というコンセプトのもと、ホテルと伝統芸能との相乗効果を生むような運営ができるよう創意工夫を凝らしました。
特に、歌舞伎舞踊公演において花道は下手(舞台に向かって左手)に設置されるのが一般的ですが、お客様全員が花道を近くに感じていただけるよう、敢えて花道を中央に設置しました。演者の皆様にとっても例外的な対応となりましたが、お客様の満足度を最大限に高められるよう綿密に調整を行い進行しました。

動員数の確保施策のための事前告知にあたっては、北海道内の主要テレビ局4局、STVラジオ、北海道新聞社とオリコムとの長年の信頼関係を活かし交渉を行い、後援名義を取得したことで現地メディアによる幅広い告知を可能にしました。

RESULT

来場者は3日間で1,500名を超え、連日大盛況のうちに幕を閉じることができました。会場ではポスターを前に写真撮影をする観客も多数見られました。また、受付で行った来場者インタビューでは、「一度は見てみたかった歌舞伎舞踊公演が定山渓で見られると知り、すぐに申し込んだ」という声が多数寄せられました。

来場者の方たちにご満足いただけただけでなく、インナー対策としての効果も見られました。従業員の方から
「自分たちが働くホテルに、一流の有名歌舞伎俳優をお呼びしてここまで大きなイベントを開催できたことを嬉しく思います」
「来場者の方たちが楽しまれている様子を間近で見て、当ホテルのポテンシャルを改めて認識し、働くモチベーションが上がりました」
というお声をいただきました。

さらには、この公演をきっかけに、広告主様から歌舞伎コンテンツを活用した更なるご相談をいただいています。

STAFF

【営業】
 嶋尾 直樹
 「当該会場では前例のない歌舞伎公演となり、来場者にどう楽しんでもらうか、チケット完売に向けてどのようなメディアプランを立てるか、をクライアント・興行サイド一体となり終始考えていました。当日の会場の熱気、各方面から頂いた言葉はこれからも忘れません。」

【プロモーション】
 屋良 朝昭
 「日本の伝統文化、伝統工芸のコンテンツ化を行い、初めて決定にいたった業務になります。今まで経験したことのない業務であったため、学ぶべき点が多くありました。その経験を活かし、オリコムグループ一丸となって、年間12回の歌舞伎公演の開催を目指します。」

【媒体担当】
 川本 正晃
 「道民の誰もが知っている人気ホテルでの開催だが、集客できるのか?
不安もありましたが日本の伝統芸能を道民に知って頂く良い機会と捉え、地元メディアには最大限の協力をお願いしました。メディアと一緒に作り上げる喜び、大変でしたが良い経験になりました。」

弊社には、他にも多数の事例がございますが、掲載許諾などの諸事情により一部のみを掲載しております。詳細については、お気軽にお問い合わせください。